荒川区の不動産取引と地価公示のデータ

荒川区の不動産の取引価格と地価公示を、取引の種類ごとに集計したページです。数字は地域の取引や標準地をまとめたもので、個別の物件の価格を示すものではありません。売る・貸す・残すを考えるときに、地域の取引の広がりを確かめる材料として使ってください。

荒川区のデータの要点

荒川区の2024年第1四半期から2025年第4四半期までの取引は、件数の多い順に、中古マンション等 543件、土地と建物 254件、土地 198件です。3種類を合わせた件数は、地域データのページがある22区市の中で、真ん中より少ない側にあたります。

土地と建物の総額の中央値は 6,200万円 で、東京都全体の中央値 6,100万円 より高く、土地と建物の中央値を載せている22区市の中では真ん中より低い側です。中古マンション等の㎡単価の中央値は 86.7万円/㎡ で、東京都全体の中央値 104.3万円/㎡ より低く、中古マンション等の中央値を載せている22区市の中では真ん中より低い側です。「土地」は、直近2年のいずれかで取引が基準の件数に満たないため、中央値を載せていません。

この要約は集計の数値から機械的に作ったもので、これからの価格の動きを示すものではありません。

  • 件数2024年第1四半期〜2025年第4四半期の取引は、土地 198件、土地と建物 254件、中古マンション等 543件 です。
  • 土地と建物総額の中央値は 6,200万円 です(25%点 4,525万円、75%点 12,000万円)。
  • 中古マンション等㎡単価の中央値は 86.7万円/㎡ です(25%点 66.4万円/㎡、75%点 107.5万円/㎡)。
  • 地価公示2026年1月1日時点の住宅地の標準地は 16地点 です。価格は、下の「地価公示」の節に書いた理由で、いまは載せていません。

地価公示(2026年1月1日時点)

地価公示は、標準的な土地(標準地)について、毎年1月1日時点の1㎡あたりの価格を判定して公示するものです。「近隣地域の標準的な画地の価格水準を示すものであって、最高又は最低の地価を示すものではありません」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第4条(2)②)。取引価格とは作られ方が違うため、このページでは同じ表や同じ軸に並べていません。

地価公示の価格と変動率は、いまは載せていません。このカテゴリで使っているデータは、地点ごとに複数の鑑定評価員が作った鑑定評価書で、評価書の間で価格が違う地点では、公表された公示価格とどの評価書の値も一致しないことがあるためです。公表された価格と照合できるまで、地点数だけを示します。

2026年の地価公示(区分ごと)
区分地点数
住宅地16地点
商業地12地点
住宅地の地点数(各年1月1日時点)
年地点数
2022年17地点
2023年17地点
2024年17地点
2025年16地点
2026年16地点

取引価格(直近8四半期)

不動産取引価格情報を、取引の種類ごとに分けて集計しました。種類を混ぜると中央値の意味が変わるため、種類をまたいだ合計の中央値は出していません。調停・競売や関係者間の取引など、事情が特殊な取引は除いています(除いた件数は表にあります)。土地では、「私道を含む取引」も除いており、直近8四半期で 40件 です。私道の面積が含まれると㎡単価が低く出るためで、総額で見る土地と建物、中古マンション等では除いていません。直近の四半期の件数と値は、あとから取引が追加・修正されて変わることがあります。

土地

土地は、直近2年のいずれかで取引が100件に満たないため、中央値を載せていません(直近8四半期の件数: 198件)。

土地と建物

土地と建物の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数254件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数129件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数125件
集計から除いた取引3件
総額の中央値6,200万円
総額の25%点4,525万円
総額の75%点12,000万円
東京都全体の総額の中央値(参考)6,100万円
荒川区の土地と建物の四半期別総額の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) 総額の中央値 4,000万円 6,000万円 8,000万円 10,000万円 12,000万円 4,950万円 6,950万円 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
土地と建物の四半期別総額の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
土地と建物の四半期別の件数と総額の中央値
四半期件数総額の中央値
2021年第2四半期46件4,950万円
2021年第3四半期35件5,500万円
2021年第4四半期37件5,000万円
2022年第1四半期38件5,600万円
2022年第2四半期24件5,800万円
2022年第3四半期27件6,100万円
2022年第4四半期26件5,800万円
2023年第1四半期34件5,050万円
2023年第2四半期25件8,500万円
2023年第3四半期40件7,250万円
2023年第4四半期24件6,700万円
2024年第1四半期21件5,400万円
2024年第2四半期30件6,050万円
2024年第3四半期32件6,450万円
2024年第4四半期46件5,850万円
2025年第1四半期33件6,500万円
2025年第2四半期30件5,750万円
2025年第3四半期34件6,200万円
2025年第4四半期28件6,950万円

中古マンション等

中古マンション等の集計(直近8四半期)
指標値
直近8四半期の件数543件
2024年第1四半期〜2024年第4四半期の件数267件
2025年第1四半期〜2025年第4四半期の件数276件
集計から除いた取引4件
㎡単価の中央値86.7万円/㎡
㎡単価の25%点66.4万円/㎡
㎡単価の75%点107.5万円/㎡
東京都全体の㎡単価の中央値(参考)104.3万円/㎡
総額の中央値4,100万円
総額の25%点2,600万円
総額の75%点5,700万円
東京都全体の総額の中央値(参考)3,600万円
面積が数値でないため単価から除いた件数0件
荒川区の中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(2021年第2四半期から2025年第4四半期。件数が少ない四半期は表示していない) ㎡単価の中央値 60.0万円/㎡ 80.0万円/㎡ 100.0万円/㎡ 120.0万円/㎡ 140.0万円/㎡ 73.3万円/㎡ 100.0万円/㎡ 2021Q2 2022Q2 2023Q2 2024Q2 2025Q2 2025Q4
中古マンション等の四半期別㎡単価の中央値(件数が少ない四半期は表示していません。基準は「読み方の注意」)。出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))のデータをもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)
中古マンション等の四半期別の件数と㎡単価の中央値
四半期件数㎡単価の中央値
2021年第2四半期70件73.3万円/㎡
2021年第3四半期65件73.3万円/㎡
2021年第4四半期73件75.0万円/㎡
2022年第1四半期58件80.0万円/㎡
2022年第2四半期71件88.0万円/㎡
2022年第3四半期95件80.0万円/㎡
2022年第4四半期71件81.8万円/㎡
2023年第1四半期68件90.5万円/㎡
2023年第2四半期74件79.4万円/㎡
2023年第3四半期63件80.0万円/㎡
2023年第4四半期83件83.3万円/㎡
2024年第1四半期80件83.8万円/㎡
2024年第2四半期72件76.6万円/㎡
2024年第3四半期67件86.0万円/㎡
2024年第4四半期48件80.9万円/㎡
2025年第1四半期49件96.0万円/㎡
2025年第2四半期62件83.0万円/㎡
2025年第3四半期80件83.3万円/㎡
2025年第4四半期85件100.0万円/㎡

条件をそろえた比較(土地・同じ用途地域・2025年)

取引価格と地価公示を比べるときは、条件を「土地のみ」「同じ用途地域」「同じ年」にそろえ、別々の表で示します。取引は2025年第1〜第4四半期、地価公示は2025年1月1日時点の住宅地です。取引が20件以上、地価公示が2地点以上ある用途地域だけを載せています。

表1 土地の取引(2025年第1〜第4四半期、土地のみ)
用途地域件数㎡単価の中央値
準工業地域71件61.0万円/㎡
表2 地価公示(2025年1月1日時点、住宅地)
用途地域地点数
準工業地域13地点

表2の地価公示の価格と、表1との比は、いまは載せていません。使っているデータ(地点ごとに複数の鑑定評価員が作った鑑定評価書)からは、公表された公示価格を確定できない地点があるためです。取引価格は実際の取引の総額と面積から求めた値で、取引ごとの事情を含みます。地価公示は、標準的な画地について鑑定評価をもとに判定した1月1日時点の価格です。2つは作られ方が違うため、同じ軸のグラフには重ねていません。

数字を読むときの注意

  • 中央値集計した取引を価格の大きさで並べたときの真ん中の値です。個別の物件の価格は、立地、面積、築年数、状態、取引の事情で変わります。
  • 取引価格不動産取引価格情報は、取引の当事者へのアンケートの回答をもとに、個別の物件が特定できないよう加工して公表されている情報です。すべての取引を含むものではなく、個別の事情を含む取引も混ざります。
  • 件数1四半期の件数が5件未満の四半期は、推移の図と表で中央値を出していません。
  • 成約価格このページでは成約価格情報を使っていません。「不動産取引価格情報及び成約価格情報(…)には、同一取引に係る情報が双方に掲載されている場合があります」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第5条(2))とされているためです。
  • 参考情報「コンテンツは、不動産取引時における重要事項説明や建築確認申請等の手続に用いることを保証するものではなく、参考情報としての利用を想定しています」(不動産情報ライブラリ 利用規約 第3条(4))。

この地域のデータの読み方

荒川の堤防が複数の箇所で決壊した場合、荒川区内のほぼ全域が浸水すると想定されています。区の「荒川区防災地図(水害版)」は、荒川流域の72時間総雨量632mmという想定し得る最大規模の降雨を前提に、最大約5m以上の浸水を示しています。このほか、石神井川の洪水では西尾久7・8丁目の一部で最大約2m、高潮では区内の約5割の地域で最大約3mの浸水が想定されています。雨水出水(内水)については、令和8年3月に東京都下水道局が浸水想定区域図を公表し、区は荒川区版のハザードマップを作成中です(令和8年9月1日更新の区のページ)。

燃え広がりにくい街をつくる取り組みも続いています。区内の不燃化特区は荒川・南千住地区と町屋・尾久地区の2地区で、街の燃えにくさを表す不燃領域率を7割に引き上げることなどを目標に、建替えや解体、住み替えへの助成が令和12年度まで用意されています。

空き家については、平成29年1月に荒川区空家等対策計画が策定されました。令和4年度の2回目の実態調査で空き家の増加が分かり、令和5年の空家等特措法の一部改正も反映して、令和6年7月に計画が改定されています。まちづくり全体の指針は平成21年3月策定の荒川区都市計画マスタープランで、目指す街の姿を「水とみどりと心ふれあう街あらかわ」としています。ページの表は、浸水の想定区域や不燃化特区の内外に分けた集計ではありません。

解説の執筆: Real Estate 7 Grid 編集部(AIを用いて作成し、公的資料と照合)。この解説の出典: 荒川区「荒川区水害ハザードマップ」(2026年9月1日更新。確認日: 2026-10-07)、荒川区「不燃化特区制度」(2026年4月1日更新。確認日: 2026-10-07)、荒川区「荒川区空家等対策計画(令和6年7月改定)」(2024年10月24日更新。確認日: 2026-10-07)、荒川区「荒川区都市計画に関する基本的な方針(荒川区都市計画マスタープラン)」(2020年6月26日更新。確認日: 2026-10-07)

出典とこのページの作成者

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産情報ライブラリのトップページ(国土交通省のサイトへ移動します))

「不動産取引価格情報」「地価公示」(国土交通省)をもとに当サイト(Real Estate 7 Grid)が集計・加工して作成(データ取得日 2026-10-01)

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このページの集計・図表・文章は櫻井克彰が作成・運営しています。国土交通省が作成・監修したものではありません。掲載している数値は地域の取引や標準地の集計であり、個別の物件の価格を示すものではありません。数値を使った判断は、読者ご自身で最新の一次情報と専門家の確認を得て行ってください。

出典の記載は、不動産情報ライブラリの利用約款と「公共データ利用規約(第1.0版)」(PDL1.0)に沿って行っています。地価公示と取引価格は性質の違う数字のため、同じ表や同じ軸には並べていません。

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